学生起業で失敗して廃業した話 大学生は失敗しないと損!?

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インターネットが普及した現代では、起業するためのハードルもだいぶ低くなった。

情報収集から実際に稼ぐ仕組みを作るまで、インターネットを使えば本当に簡単にできてしまう。

今ではネット起業をする大学生も増えてきており、学生企業も当たり前になりつつある。ちょっと検索すると起業サークルや大学発ベンチャーの話題が検索に出てくるほどだ。

実際、学生起業というのはそこまで大したことはない。ブログを立ち上げてアクセスを増やし、商品紹介をするだけでも立派なビジネスといえる。

それに学生の場合、もしビジネスをやってみてうまくいかなくても失敗のダメージは小さい。借金でもしない限り、すぐに次の稼ぐネタを試すことができる。

ただ、はじめてのビジネスは大抵失敗するものだ。

この記事では学生企業をし、失敗に終わってしまった筆者の例を挙げる。

筆者は最終的にはブログやサイトを立ち上げて継続しているものの、そこに至るまでには当然のように失敗もした。以下にその様子を説明している。

はじめてのビジネスはいくら計画を立てても失敗するし、廃業も当然と考えるべきだろう。だからこそ、致命傷を負わない範囲で失敗できるかが大切なのだ。

初めてのビジネスは大抵うまくいかない

筆者は今でこそ広告を貼って商品紹介したりしているが、これが最初にやったビジネスというわけではない。

音楽で食べようとして失敗したし、オークションでお金を稼ごうとして失敗したりもした。そうしてあれこれ試した結果、ブログという形に落ち着いたのである。

最初のビジネスが成功することはほとんどないといっていいだろう。ブログのように自分でコンテンツを作ってBtoCの商売をやるのはもちろんのこと、プログラミングやホームページ制作といった下請けでも、値段設定に失敗してしまうこともある。

そのため、最初にやるビジネスは借金をしないものにすべきだ。

ビジネスはうまくいかないことの方が多いし、そこで借金をしようものなら返済しなくてはならない。

借金をしない場合、ビジネスに失敗した場合のダメージは時間だけということになる。そしてそこでの失敗もノウハウという形で残るため、次につなげることができる。

極端な話、ビジネスは失敗しない方法さえ理解してしまえばよく、致命傷を負わずに小さく失敗できるかが重要となるのだ。

バンドをやろうとするものの…

ここからは筆者がビジネスで失敗したときのことを説明する。

筆者は最初、音楽で稼ごうとした。

当時の筆者(大学生)はメタルにハマっており、それでやっていけないかと考えたのである。

楽器に興味のあった筆者はギターを購入し、実際に動画を上げられるレベルにまで上達しようと練習していた。

しかしながら、筆者は音楽で稼ぐうえでの重要な点を見逃していた。それはお金がかかるということである。

機材を買うのにもお金がいるし、実際にスタジオを借りるのにもお金がいる。そしてバンドを組んで活動するのであればそこでもお金が発生し、付き合いで出かける場合もお金がかかる。

当時の筆者はアルバイトをしても大変なぐらいだったから、当然のように出費に耐えられるわけがなかった。

そして音楽で食べるというのは効率が悪いし、既に成功している人に気に入られるか、ネットでの集客ノウハウを持っているのが前提となる。

つまるところ、音楽で食べていくというのはすでにお金を持っている人向けの話なのである。

機材やランコストでお金が飛ぶという事実を前に、筆者は失敗を実感した。今考えれば失敗して当たり前であるが、当時の筆者は気づくことができなかったのである。筆者、無計画過ぎ…

こうして人生初のビジネスは失敗に終わったわけである。

※この話は一見すると起業とは関係なく、音楽をやっているだけに見えるかもしれない。しかしお金稼ぎという観点で見た場合、失敗である。無計画に動くと稼げなくて赤字になってしまい、ビジネスを辞めざるをえないのだ。

音楽で稼ぐのもビジネスであり、起業である。音楽で食べていく場合にも元手や稼ぐノウハウが必要とされるのだ。

オークションで稼ごうとするも…

音楽でダメなことを感じ、自分で稼ぐことの難しさを痛感していた筆者。

儲かるネタがないかと探していると、せどりに関する情報が載っているブログを発見した。よく読んでみると仕入れにお金のかからないものもあり、「今度こそうまくいくのでは?」と期待していた。

今度はビジネスにかかるお金を計算し、ちゃんと本を買って読んだ。そうして仕入れるものを考えてから動いた。

そこまでは順調なように思えた。そこまでは…。

しかし仕入れが肉体労働であることに、脆弱な筆者は耐えることができなかった。仕入れに苦労するし、本当に売れるものを探すまでに延々と奔走し続ける必要があるという事実に、耐えられる気がしなかった。

実は筆者、意外と面倒くさがり屋である。ブログをやっているのも放置で稼げるからだし、記事作成で面倒なところはプログラミングや辞書ツールで自動化できるようにしているぐらいだ。

体力がなく頭脳労働派な筆者は、仕入れのために動くことに耐えられなかったのである。体力のない脆弱者にとって、うまくいくまで仕入れに奔走というのは本当に面倒な話だ。

リアルで安く仕入れ、ネットで高く売るのは「せどり」と呼ばれ、場合によっては「転売」とも呼ばれる。

一見してせどりや転売は楽なように見えるが、商品を仕入れるのにお金がいるし、仕入れても売れなければそのまま損失となる。

無料、もしくはタダ同然というのは都合のよすぎる話で、稼ぐにはある程度の元手がいるビジネスだ。

元手が要る、奔走する必要があることに気づいた筆者は、結局オークションで稼ぐことも諦めた。

時期が時期だからよかった

筆者は今はブログやウェブサイトを立ち上げて商品紹介し、広告収入を得ているものの、初めてではなく3つ目のビジネスだ。

1つ目、2つ目と失敗してようやくうまくいったのである。

失敗したのが学生のうちだから本当によかった。これが社会人であれば会社を辞める→稼げなくて貧困という道を辿っていただろうし、実際にそうなる人は後を絶たない。

学生のうちにお金を稼ぐことに気づき、そこで失敗をできたのは非常に大きい。大学生という、時間があって親が生活費を出してくれる時期でなければ、失敗のダメージは酷かっただろう。

実際、筆者は運が良かったと感じているし、学生のうちに自分のビジネスを持つにいたったのは本当にラッキーとしか言えない。

まとめ:学生なら起業しない理由はない

もしあなたが社会人なら会社に勤めつつ副業で小さくビジネスを始め、失敗のダメージを極限まで抑えるべきだ。会社を辞めるのは副業収入が本業の2倍になってからで問題ない

逆にあなたが学生であれば、起業していくらでも失敗するといい。借金しない、違法なビジネスをしない限りは致命傷にならないし、そこでの失敗経験や試行錯誤は一生モノである。人生において役立つのは言うまでもない。

学生起業というのは稼ぐチャンスに本当に小さいリスクでチャレンジできるため、やらなきゃ損なのだ。

いずれにせよ、自分でビジネスを始めると生活がガラリと変わる。自分のビジネスだからやる気も全然違うし、お金を稼ぐということを本質から学ぶことができる。

お客は何に対してお金を払うのか。お客は何を求めているのか。自分は何のために働くのか。

自分でビジネスを始めると、たとえ副業といえども最初のうちは心が折れるほどつらいはずだ。しかしそこで折れず、成功する未来を信じて頑張った者にだけ、お金が稼げるのである。

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