プロフィール

筆者はかつて、「お金儲けは卑しい」という考え方を持っていた。

サラリーマン家庭で育ち、まるでお金が卑しいかのような教育をされ、その一方ではお金のことで悩む日々…

お金稼ぎが卑しいという環境ではお金のことを勉強するのが難しく、お金に関する情報にすら触れるのが困難だ。

そのような環境で育った筆者でも、お金に関する知識を得て、搾取されない方法を身につけることができた。

ここでは「お金は卑しい」と思っていた筆者が、どのようにして「お金は尊い」という考え方に変わったのかを説明する。

生い立ち

生まれも育ちもサラリーマン家庭

筆者はサラリーマン家庭に生まれ、サラリーマン家庭で育った。

厳密には母が個人事業主だったため完全なサラリーマン家庭ではないものの、サラリーマン家庭の空気が濃く、使われる側の思考回路を教え込まれることがほとんどだった。

日本には「お金稼ぎは卑しい」という風潮が存在し、会社の経営者のもとに生まれない限りはお金に対するネガティブな刷り込みのもとで育つことになる。

筆者も漏れなくその刷り込みを受け、二十歳を超えてもなお「お金稼ぎなんてけしからん」の一点張りだった。

そのような環境で育てばお金を汚いものだと思うようになるし、お金について学ぼうとも思わなくなる。

実際には「お金稼ぎは卑しい」という考え方は、経営者や権力者のために存在する。

  • 庶民が賢くなるのを防ぐ
  • 経営者や権力者にとって使い勝手のいい人材を増やす

もしお金稼ぎやお金そのものが肯定されれば、庶民はお金に関するリテラシーを身につけ、権力者からすれば扱いづらい存在となることだろう。

つまるところ、筆者は小さい頃から使われる側になるための教育しかなされず、お金のことなどほとんど教わらずに育ったのである。

ボンボンに嫉妬する日々

お金に対するネガティブな刷り込みは、進学とともに影響が大きく現れるようになる。

小学校中学校のうちは地元の公立校で育ち、かなりの田舎で貧富の差もそこまでない地域だったから、周囲との格差を感じることがなかった。

問題は高校からである。

進学校の高校に進んだ筆者は、経営者の息子だったり医者の息子だったりと、裕福な育ちの子ばかりを目にするようになる。

周囲は携帯電話を贅沢なプランで使う人で溢れ、要領のいいリア充ばかり。

みんな豊かな消費生活を送るなか、筆者だけは貧乏生活。

筆者としては不満で不満で仕方がなかった。

当時、筆者は家にお金がないことを親から散々言われており、実際に周囲と同じようには消費生活ができなかった。

みんながやりたいように消費し、携帯電話のみならずスマホやタブレットを使うものだから、筆者としてはたまったものではない。

その仲間はずれ感たるや半端なものではなく、自分だけが貧乏なような感じがあり、恥ずかしさを感じて仕方がなかった。

しかしながらお金の面での辛さはここでは終わらず、大学に入ってからはむしろ増すこととなる。

大学に入ってさらなる屈辱を味わう

周囲と格差を感じていた高校生活を終え、国立大へ進学。

大学デビューでうまくいくかと思いきや、物事はそう単純ではなかった。

身の回りには裕福な育ち、それも親が会社をやっていて、就職に失敗しても一生裕福に暮らしていける学生がゴロゴロいる現実。

そしていい情報は裕福な育ちの学生のあいだで共有され、筆者のような人間には回ってこない。

筆者はロクに情報収集もせず体育会系の部活動に即入部し、過去問が満足に揃うサークルでもなければ、同じ学部学科の人が揃うわけでもない環境に足を突っ込んでしまった。

部活動なのでほぼ毎日のように活動があり、アルバイトや旅行をする時間もない。部活が終わるのは夜の9時や10時だったから、勉強にすら満足な時間が割けなかった。

いわゆる典型的な「要領の悪い人間」で、リア充グループからは距離のある生活をしていた。

当時の筆者は

「部活動は就職のためになる」
「アルバイトでお小遣い稼ぎなんてみっともない」
「今我慢すればバラ色の人生が待っている」

などと考え、それを信じて疑わなかったから、貧乏な自分と裕福な周囲という対比をまじまじと見せつけられていた。

部活動は得意なものではなかったが、それでもバラ色の未来が待っていると信じて我慢する日々。

しかし筆者は運動そのものが苦手であり、得意でないことに対して時間やお金を投じることは苦痛でしかない。

苦手なことを我慢する日々は耐えきれるはずもなく、大学3年生の途中で精神的に限界がきて、部活動を休部するに至った。

転機はひとつのブログから

精神的に病み、辛くて辛くて仕方がない生活を送るばかりの大学生活。

部活動に時間を使いすぎたせいで勉強はおろそかになり、かといってアルバイトでお金を稼いでいるわけでもない。

そのような灰色のキャンパスライフは終わりが見えないかのように思われたが、ある日、ひとつのブログと出会ってから生活は激変することとなる。

お金がなくて悩んでいた筆者は、検索エンジンで色々とお金に関することを調べていた。

お金についてネットの海をさまようなか、筆者はふとひとつの疑問にぶち当たる。

そもそもお金稼ぎがダメって誰が決めたんだろうか?

そうして検索窓にキーワードを打ち込むと、見事にそれっぽいページが出てきたではないか。

記事を読んでみると「お金稼ぎが卑しいとは、庶民がお金に関する知識を付けないために作られた風潮だ」ということが書かれてある。

その瞬間、今まで自分が信じて疑わなかった「お金は汚い」といった考え方が、ひとつの記事によって理路整然と覆されたのだ。

記事に書かれていることが面白く、興味本位でブログそのものを読んでみると、今まで自分が信じていたことのほとんどがお金へのネガティブな刷り込みによるものではないか。

ブログの内容はお金に関することばかりで、書いてあることはすべて日常目にする風景と辻褄が合うことばかりだった。

そのブログは400記事ほどあったものの、あまりにも世の中を的確に言い表していたため、1週間もかからずに全部の記事を読んでしまった。

今では稼ぐのが楽しくて仕方がない

小さい頃から刷り込まれてきた「お金儲けは卑しい」という考え方が、実は奴隷を増やすための風潮だということに気づいた筆者。

そこからの展開は早く、商売の原理、マインドコントロールへの対策など、お金や人間関係に関することをものすごいスピードで吸収していった。

周囲との格差も気にならなくなり、「周囲との比較はやめよう」と考えるようになってからは、恥ずかしさに耐えられないということもなくなった。

学部生のうちにはいくつか副業、それも雇われではなく自分で稼ぐタイプのものを始め、ブログで稼ぐことについては黒字で運営することができた。うまくいった事業ということで、今もブログ運営は続けている。

サラリーマン家庭で育った筆者がお金に関する刷り込みから自由になり、自分のビジネスを持つようになったのは、過去の筆者からすれば想像もつかない。

サラリーマン家庭同然で、お金稼ぎが卑しいという刷り込みをされて育った筆者が、今では自分でビジネスをしているのである。

自分で商売をするようになってからはお金に関する知識や考え方も身についていき、マネーリテラシーは飛躍的に向上した。

今では複数のブログやウェブサイトを運営する傍ら、お金や人間関係に悩む人向けにお悩み解消のための情報を発信している。

搾取を防ぐために情報発信

この社会ではお金に関することは語られない。

しかし世の中を動かしているのはお金について詳しい人たちであり、お金について知らないと搾取されるのがこの社会である。

このサイトではお金の知識がない人向けにお金の本質について解説し、搾取されないための「考え方」を身につけられるよう、コンテンツを作った。

一般では語られないあれやこれについて論理的かつわかりやすく記述したため、サラリーマン家庭で育った方でも理解できる作りとなっている。

お金のことを知り、世の中の仕組みを知れば、搾取されつづける人生を送るということもなくなること間違いなし。

このサイトを読んでいるあなたが、搾取されない人生を送ることを願ってやまない。

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