給料は若い人にとっては大きな悩みのひとつだ。
20代のうちはいくら働いても給料が上がらず、たとえ20代のときに頑張って働いたとしても、その見返りが来るのは10年20年先というのが現実である。
お金が欲しい時期なのに、給料が少なすぎる。20代あるあるだ。
ここでは20代なのに給料が少ないというあなたに向け、対処法を解説する。
1.仕事で昇進する
就職して働くにあたり、昇進は給料を増やすうえでの第一歩となる。
社内の試験を突破して昇進すれば給料アップにつながるため、昇進のためのテストがある場合には落とさないようにしたいところだ。
給料が月に数万円増えるだけでも、生活はだいぶ変わるだろう。
社内の試験は大学入試と比べると難易度がメチャクチャ落ちるため、取りやすいところなのは言うまでもない。
通りやすい試験を確実に突破し、収入を堅実に増やしていく。給料を増やすうえでは基本中の基本だ。
2.副業する
副業は収入、より正確にいえば収入源を増やすための代表的な方法だ。
今は副業をするための環境が整っており、月に数万円レベルで増やすのも難しくはない。
月数万円は今ではもはや努力賞レベルの話で、根気さえあれば割と簡単に達成できる数字だ。
最近では副業解禁が話題だが、副業というのは許可が出てからやるものではない。
というのも、原則的には副業を禁止することそのものが不可能ではあるものの、会社の上層部の人間にとってはマイナスでしかないので、わざわざ公の場で発表するということもないのだ。
同業者のアルバイトに行く場合には競合他者にノウハウが漏れるため、あまりよろしくない。
しかし本業と離れた業種であれば問題なく、副業そのものもスキルアップになるため、積極的にすべきものだ。
アルバイトと副業は違う!?
厳密に考える場合、アルバイトと副業は区別して考えた方がよい。
というのも、アルバイトとして雇われるのと、ブログやオークションでお小遣い稼ぎをするのとでは意味が違うからだ。
アルバイトは他人から仕事をもらって働くのに対して、ブログやオークションは自分で仕事を作り、自分が働いて稼いでいる。
お小遣い稼ぎで広告収入や転売はたまに話題になるが、それらは厳密には、実行する本人が記事を書いたり商品を仕入れるといった「仕事」を作っている状況であり、本質的にはアルバイトと正反対の行為なのだ。
そのため、アルバイトはいくら働いても延々と時間を切り売りするだけの時給制だが、ブログや転売といったものであれば時間給の縛りから解法される。挙句の果てには人を雇って仕事をしてもらうレベルまで発展させることが可能だ。
3.転職する
給料が足りないと感じた場合には、転職してしまうのも有効だ。
実際に転職に踏み出せるぐらいの行動力があれば、実力主義の会社で大きく稼ぐことも可能なため、選択肢に入れておいて損はない。
特にベンチャー企業は高い報酬を提示する会社もあるため、給料を増やしたいのであれば要チェックだ。
また転職をすると給料を増やせるだけでなく、新たな人と出会うチャンスも獲得できる。
定年まで同じ会社だと人間関係も限られてしまうため、転職は人間関係の構築にも有効な手段だったりするのだ。
転職した先ですごい人に出会い、あなた自身まで有名人になってしまうこともあるだろう。
給料アップと人間関係の両方を望むのであれば、転職もいい選択肢だ。
4.起業する
ここまでサラリーマンの行動範囲で説明してきたが、自分でビジネスを作る場合には上記したよりもかなり大きく稼ぐことができる。
あなたが自分で事業を始めて成功させれば、サラリーマンの頃とは比べ物にならないほどのお金持ちになれるのだ。
ひと言に起業といってもさまざまあり、最先端の技術で稼ぐことだけが起業ではない。
ホームページ制作だって立派な起業だし、ちょっとしたプログラミングの手伝いで報酬をもらうことも起業だ。
実際、フリーランス(個人事業主)としてホームページやアプリの開発で食べている人もいる。
別にAppleやFacebookのような革新的なことをする必要はまったくなく、困っている人と解決策を見つけ出し、実際に悩みを解決してあげるだけで問題ない。
プログラミングやホームページ制作は、技術に疎い人にとってのプログラミングという悩みを解決してあげることで、ニーズと解決がわかりやすい好例だ。
起業って難しくないの?
「自分でビジネスをする」と書いたが、実際には起業は難しくない。
先ほど書いたブログや転売だって事業の一種だし、フリーとしてプログラミングで稼ぐのもビジネスの一種だ。
でも、ホームページ制作をやっている会社は山ほどあるし、エンジニアを雇っている会社も山ほどある。
では、起業はサラリーマンと何が違うのか?
それは自分でお金の管理をするのかどうかだ。
自分でお金の管理をする場合、もし仕事にしくじったとしてもすべて自分の責任になるし、技術書や勉強にかかるお金も自分で負担することになる。
それでもうまくいったときには大金が手に入るのが起業だ。
勉強にかかったお金なんて本当に小さく感じられるレベルだし、そもそも「1時間あたり1000円」などという縛りがなく、”時給”を数万数十万レベルに高めることもできる。
数万円ぐらいの収入増加では満足できない場合には、ぜひとも起業をおすすめする。
ゼロからイチ、事業のネタをひとつ思いついて実行に移すまでが大変だが、1から10、10から100へと徐々に楽になっていく。
若いうちに生涯年収を稼ぎきってしまえば遊び放題なのも起業の特徴であり、最後に笑いたい人にとっては一番の選択肢だ。
まとめ:収入を増やすのは難しくない!
会社から得られる給料では限界があるため、現実的には上記した方法を複数併用していくことになるだろう。
時間を取れる会社に転職して副業で稼ぐのもひとつの方法だし、サラリーマンとオーナー社長を兼業することも不可能ではない。
一番わかりやすく実行しやすいのは、会社の試験で確実に得られるお金をもとに副業を始め、徐々に規模を大きくしていくことだろう。
副業が本業になった人もこの世界にはたくさんいて、起業の前段階として副業でお小遣い稼ぎをするのはもはや定番といってもいいぐらいだ。
収入を増やし、お金に困らなくなると、そこから人生が一気にいい方向へと変わることだろう。
不自由のない生活を送るうえで、お金を稼ぐのは欠かせないことなのだ。