お金の使い方を覚える一番の方法は、実際に使ってみること お金は使わないと覚えない

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お金の使い方を手っ取り早く覚える方法は何か?

答えとしては実際に使ってみることだ。

お金に関する本は星の数ほど存在するが、百聞は一見にしかず、実際にお金を使ってみると本当に爆速で覚えることができる。

いつまでも読書しているだけでは机上の空論だ。車の運転と同じで、お金も上手に使えるようになるには実践による部分が非常に大きい。

この記事ではお金を実際に使って覚えることについて解説している。お金の使い方を覚えられればお金の貯め方も身につくため、記事を読んで実践してみてほしい。

使わないと覚えない

車の運転が上手になるための一番の方法は、実際に車を運転してみること。

サッカーを上手にプレイできるようになる一番の方法は、実際にゲーム(試合のこと)を繰り返してみること。

資格試験で点が取れるようになるための一番の方法は、実際に受験をしてみること。

世の中にはハウツー本が山ほど出回っているが、本を読んでも実践しなければ意味がないのだ。

お金についてもまったく同じことがいえ、使わないと覚えない。

どうすればいい買い物ができるかなんて実際に買い物を繰り返している人が一番よく知っているし、どうすればお金をムダにせずに済むかなんて買い物を繰り返して失敗を重ねている人が一番よく知っている。

お金の賢い使い方というのは存在し、実際に賢く買い物をできるようになればお金も貯まっていくのだが、そのためにはまずお金を使わなければならないのだ。

節約本を読んだだけでお金を上手く扱えるようになるのであれば、誰もが億万長者になっているはずだ。しかし現実にはごく一部の人しかお金持ちになっていない。

お金を使わないばかりでは、身銭を切って買い物をする能力も身につかない。お金というのは1に実践、2に実践の世界なのだ。

普段の買い物から意識する

お金の使い方は実際に使うことでしか身につかない。

だが実践といっても大掛かりなものではなく、普段の買い物から実践することが可能だ。

たとえばスーパーの半額セールは一見してお得なように見えるが、実際には「買わなきゃ損」という心理がはたらいて不要なものまで買っていないだろうか?

たしかに割引品を買うのもひとつの考え方である。

しかし「割引品を買わなければ」という時点で、お金を使わない、買わないという選択肢を気づかないうちに捨ててしまっているのだ。

実際には割引時の値段が本来売りたい値段で、割引前の値段は比較対象として存在するだけだったりする。

スーパーだけではなく、洋服屋もセール時の価格で売るやり方のところが多い(実際このパターンがほとんど)。

一番の節約はお金を使わないことであり、割引品を買う以上の額を節約できるのだ。

安すぎる服は買わない

服を買う際にも、やり方によってはお金の使い方を実践することができる。

たとえばコートを買う際、

  1. 1万円のコートを、毎年買い換えて使う
  2. 5万円のコート(5年以上使える)を買う

のどちらを選ぶだろうか。

一見して数値のうえでは差がないように見えるし、目先の額だけ追うのであれば前者を選ぶだろう。

しかし実際には後者を選んだほうがお得なことが多い。その理由としては

  • コートに合う服をいちいち揃えなくて済む
  • 服を買う回数が減るので、余計なセール品を買わなくなる
  • 5万円するコートがなぜ5万円なのかがわかる

といったものがあり、買い物上手になるためのスキルが蓄積されていくのだ。

わたしは以前までは安い物を買いまくり、余計なものまで買っていた。そのため余計なものを買うことが増え、お金が貯まらない生活だった。

ところが買い物のやり方を変え、数万円のコートを買って大切に使うようにした結果、買い物に行く回数そのものが減った。その結果として余計なものを買わなくなり、支出そのものが減っている。

数字上は高いものを買うメリットがないように見えるし、そもそも高い物を買う前は、高い物を買うメリットに気づくことはできない。

実際に高い物を買ってみてようやく高い物のメリットに気づけるものだし、そうやって買い物のスキル、ひいてはお金の使い方が身についていくのだ。

使えば使うほど上手になっていく

買い物の回数を重ねるごとに買い物の仕方が洗練されていき、お金の使い方が身についていく。

お金を使うスキルは買い物を通して身につくものであり、ただ本を読んでいるだけでは身につかないものだ。

本に書いてあることは論理上正しいことが多いし、役に立たないわけでもない。しかし本には理想論しか書いていないことも多く、実際にはあなたの身の回りのスケールにまで落とし込む必要があるのだ

車は運転すればするほど上手になるし、スポーツは試合をすればするほど結果を残せるようになる。

それと同じで、お金も使えば使うほど損をしなくなるという性質を持っているのだ。

さすがに衝動買いだけではお金の使い方は身につかないが、買い物をする際は多かれ少なかれ「なぜこの商品を買うのか」「もっと良い物はないのか」といったことを考えるはずだ。そうして「キレイ目な服を買えば損しない」みたいに、気づきが出てくることだろう。

お金の使い方はそのような思考や気づきの現れであるし、だからこそ実際にお金を使うべきなのだ。

学校では教えてくれないし、本当に理解している人は教師にならない

お金の使い方は実践を通して身につけるものであり、学校で教えてくれる類のものではない。

もしあなたがお金の使い方を学校や会社が教えてくれると思っているのであれば、考えを変えた方が良い。お金の使い方は誰かが教えてくれるものではなく、自分で実践や経験を通して身につけるものだ。

それに、お金の使い方を知っているのであれば、わざわざ先生やサラリーマンになったりはしない。会社や学校に勤めて得られる報酬なんてたかが知れている。

本当にお金の使い方を知っている人は先生やサラリーマンにならず、自分でビジネスを立ち上げて稼いでいるのが現実だ。

お金でなくとも、学校では教えてくれないことも世の中には数多く存在する。

たとえば読書をするメリットなんて学校では教えてくれただろうか?読書や勉強することそのものがエラい、ぐらいしか教えてくれなかっただろう。

実際には読書をしている人はそれだけで普通の人の何倍も知識を手に入れられるし、年収を大幅に増やすこともできる。

世の中、本当に知識を持っている人はわざわざ教えるという立場に立つことはなく、持っている知識を使って稼いでいるのである。

お金についても読書と同じで、お金の使い方を覚えるメリットを知っているのであれば、わざわざ教師の立場についているということもないはずだ。

やればやるだけ差がつくポイント

お金のことは学校では教えてくれない以上、最終的にはどれだけ自分でやったかの問題となる。

自分でお金のことを考え、日々の買い物で実践していくことで、自然とお金を使うスキルはついていく。

お金を使うスキルは日々の買い物の積み重ねではあるものの、一定レベルまでは容易に、少ない買い物の回数で到達することができるタイプのものだ。

そのため、上記した半額セールやコートの件など、お金の使い方を覚えるメリットに気づいて実践した人だけが、お金をうまく使えるようになるのである。

実践する際のポイントとしては、一人で買い物してみることをオススメする。複数人でショッピングに行くと自分で判断する機会を失い、買い物の判断も他人任せになってしまう。それに、なぜ買い物に行くかという理由すらも他人任せになってしまう。

それとは逆に一人で買い物をすることになれば、どういう物を買うべきか考える時間が増えるし、買い物に行く必要性もおのずと肌感覚でわかるようになる。

まとめ

買い物上手は買い物をたくさんしているから買い物上手になれたのであって、最初から買い物が上手だったわけではない。

買い物を繰り返してお金の使い方を身につけたからこそ、買い物上手になれたのだ。

買い物でお金の使い方を学ぶ機会は日常的に存在するが、そこで自分で考えて買い物をするようになれば、お金を使うスキルも高速で身についてくだろう。

多くの人は買い物を思考放棄して行うし、そもそもお金の使い方を覚えようともしないから、あなたは「お金の使い方を覚えるために買い物する」という心構えを持つだけでも周囲と大差をつけられるのだ。

ここまで読んだら、あとはあなた次第。

やるか、やらないかだ。

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