貧乏人になりやすい人には共通点があり、それを避けるだけでも貧乏とは無縁の生活を送ることができる。
極端な話、貧乏になりやすい人の逆をいけば、お金と縁のある生活を送ることも可能なのだ。
どうせ生きるのであれば、一度きりの人生、お金と縁のある人生を送りたいだろう。
ここでは貧乏になってしまう人の特徴を紹介する。これらの逆を行けば、お金がないという思いに悩まされなくて済むはずだ。
安いものばかり買う
安いものを買えば、一時的には得をしたように思うかもしれない。
しかし実際には、高い物を大切に使った時の方が安上がりという場合は少なくなくないのだ。
安い物は品質もさることながら、使い捨てを前提に設計されている。
そのため何回も買い物をさせられることになり、品質の割にトータルでは高いお金を払わされることになってしまうのだ。
逆にちょっと高くても品質のいいものを買えば、何年も使い続けることができる。
洋服はその代表例で、質の高いものを選ぶことで買い換える必要もなくなり、買い物の回数も必然的に少なくすることができるのである。
頻繁に買い物をする
1回1回の金額は大したことなくても、積み重なると大きな金額になってしまうのは買い物あるあるだ。
節約しようと複数のお店で食べ物を買った結果、ムダにお金を払ってしまった経験があることだろう。
まとめて1箇所で買うと高く見えるため、そこまでムダな物を買うこともない。
それとは逆に、買い物する場所が散らばると1箇所あたりの金額が小さくなってしまい、トータルでの値段をついつい忘れてしまうものだ。
買い物が多いというのはそれだけトータルでの大きさに気づきにくいということであり、結果として出費の額が増えてしまう。
そのため、買い物の回数は減らした方がいいのだ。
「なんとなく」買い物をする
「みんなが買っているから」
「なんとなく欲しいから」
貧乏人にありがちな特徴の代表例として、「なんとなく」買い物をしてしまうというのがある。
「なんとなく」車を買ったり、「なんとなく」家をローンで買ったりなど、多くの人が陥っているのが特徴だ。
買い物の際に何も考えず、ただ「なんとなく」という理由で買い物をすることほど馬鹿げたことはない。
何の計画性もなしに車を買うのは単なるムダ遣いでしかないし、無計画に家を購入するのは投資ではなく消費だ。
もちろんそのような買い物で出ていく額は少なくなく、割引という言葉を見て買ったとしても大きなお金を持っていかれることになる。
思考停止でお金を消費することは貧乏人まっしぐらであり、お金と縁のある人生を送りたければやってはいけない行為なのだ。
陰口サークルから抜け出せない
貧乏人は陰口が多いというのも特徴だ。
陰口や愚痴に明け暮れ、肝心の仕事に手を付けられないという人は、なるべくして貧乏になる。
もちろん手を動かさないのはあるし、それに加えてポジティブ思考が身につかないというのも致命的だ。
ポジティブ思考になれば仕事でどんどん挑戦できるし、陰口が怖いということもなくなる。
陰口ばかりの「傷の舐め合いサークル」は、チャレンジできないネガティブ思考のはじまりであるのだ。
陰口を言い合うサークルに入ると誰かの陰口を言う一方で、あなたも「陰口を言われるのが怖い」とビクビクしながら過ごすことになる。その結果としてチャレンジできなくなり、成功するはずの才能もムダに終わってしまう。
陰口を言うあなたを「あなた自身」は見ているため、チャレンジしてお金を稼げるようになりたければ絶対に陰口サークルに近づいてはならないのだ。
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飲み会がムダに多い
飲み会に必要以上に行くというのは、時間とお金のムダでしかない。
貧乏人になるのも当たり前といえるだろう。
本来、飲み会というのは自分より上のレベルの人と関係を築くためのものだ。いわゆる接待としての飲み会をすべきである。
自分と同レベルの相手については、自分に足りないものを持っている場合にのみ飲み会をすべきで、陰口を言い合っている場合ではない。
陰口だらけの飲み会をしていたら、貧乏人まっしぐらだ。
飲み会にかかるお金で本が1,2冊買えるのは事実だし、それだけの時間で副業をすることだって十分可能。
その積み重ねを軽視して陰口を言い合っているからこそ貧乏人になるのであって、積み重ねを軽視していては一生貧乏のままなのだ。
時間にルーズ
時間に対してルーズなのも、貧乏人の特徴だ。
貧乏人は、時間の価値というものを知らない。
時間の価値を知らないがために、貧乏人になってしまっているともいえるのだ。
1時間2時間といった小さな時間でも、それだけの時間があればさまざまなことができる。
読書で数十ページは読めるし、副業で自分の収入を増やすことも可能だ。
当然、時間を大切にする意識を持つことで、仕事をスピーディに終わらせることもできる。
仕事をパパッと終わらせられればそれだけ時間が空くし、その時間を読書なり副業にまわせば、貧乏人脱出も難しくはない。
時間を大切にすると、一緒に仕事をする相手からも好評価をしてもらえるため、いいことづくしだ。
貧乏人は時間を大切にすることのメリットを知らないし、遅刻が相手を困らせるということも知らない。
時間を大切にするというのは、脱貧乏のためには欠かせないことなのだ。
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借金してばかりの人と付き合う
お金にだらしない人と付き合うと、自分自身までお金にだらしなくなってしまう。
これはお金に関する基本事項のなかではごくごく基本的なことで、貧乏を断ち切りたければ気をつけなければならない点だ。
お金にだらしない友達と付き合っていると、お金に対するだらしなさそのものがいつの間にか「普通」となってしまう。
そのため、たとえ友達であってもお金を気軽に借りてはならず、目の前の贅沢のためにお金を借りるなどもってのほかだ。
本を読まない
本を読む人と読まない人とでは、お金との縁に雲泥の差が出て来る。
本を読む人はビジネス書なんて当たり前のように読むし、自分の仕事に関連する本も読む。それとは対照的に、貧乏人は本を読んで勉強しようとはしないし、ロクに本を読まずに人に質問したりする。
勉強不足のために詐欺師にカモられても不思議ではないし、お金に関するリテラシーがつかないというのも当然のことなのだ。
お金や時間の使い方はビジネス書に当たり前のように書かれているし、専門知識がつけばそれが収入に結び付いたりする。
また下調べや勉強もなしに質問する人というのは時間のない人から相手にされず、仕事が舞い込んでくる億万長者からはとにかく距離を置かれるものだ。
本を読むことで下手な失敗をしなくなるし、専門知識が身につく、お金や時間を使う能力が身につくといったことから、本を読まない人との差はどんどん開いていく。
本を読まないというのはそれだけ多くの情報をドブに捨てるということであり、貧乏人になってしまうのも当然のことなのだ。
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自分に投資しない
貧乏人は消費をする。
お金持ちは投資をする。
貧乏人とお金持ちの違いはお金の使い方に現れ、お金に縁のある人は積極的に自己投資をするものだ。
たとえば旅行に対する姿勢は、貧乏人とお金持ちとでだいぶ変わってくる。
貧乏人はお金を消費することしか頭になく、たとえ海外旅行したとしても「あー楽しかった」で終わってしまう。
ところがお金持ちはそうはならず、海外旅行をする場合には「これを自分の国で紹介すれば売れる!」というものを必死で探したり、旅行に関する情報で商売をできないか考えたりするものだ。
ほかにも、本を買う場合、貧乏人は著者と肩書だけをありがたがり、せっかくお金を出しても本の内容を理解しようとはしない。これでは消費でしかなく、とても投資と呼べるものではない。
逆にお金に縁のある人は読書するにしても最大限情報を掴み取ろうとするし、そもそも最初から必要な情報や知識をハッキリとさせてから本を買うものだ。
両者の違いは紙一重で、表向きにはそれほど大差がないかもしれない。
しかし本人たちの思考、いわば目に見えない部分での違いは非常に大きく、お金持ちやお金持ちになれる人は最初からお金を増やす目的でお金を使うのだ。
まとめ
貧乏人の特徴を把握し、それを回避することで、あなたはお金と縁のある人生を送れるようになるだろう。
大切なのは貧乏人とお金持ちの違いについて「なぜ」を考え、お金持ちになれるように行動していくことだ。
貧乏人を避け、お金持ちになるための行動や振る舞いは、一朝一夕では身につかない。
時間をかけてでもよいので、日常的にお金と縁のある行動をできるよう努力していく必要があるのだ。