お金のことは学校では教えてくれないため、自分で学ぶ必要がある。
しかしいざお金のことを学ぼうとして、どのように勉強するか迷うだろう。
また世の中にはお金に対するネガティブな情報がたくさん存在し、下手な情報源で勉強するとお金の真実を知れず、お金と時間をムダにしてしまう。
つまるところ、お金の勉強をするにあたっては正しい情報源を選ばなければならないのだ。
このページでは筆者が実際に読んでみて、
- お金のことについて真実が書かれている本
- 初心者でもわかりやすい本
を紹介する。
5冊という少ない冊数に絞り、本質を突いた本を紹介しているので、お金のことを知る第一歩として読んでみてほしい。
お金持ちの教科書
- お金の意味
- お金持ちの共通点
- 庶民とお金持ちの思考の違い
これらはお金のことを知る上での基本である。
「お金持ちの教科書」にはお金の本質が書かれており、サラリーマン家庭で育った人でもお金のことを知れる内容となっている。
サラリーマン家庭育ちのわたしはこの本を読み、お金の本質について知ることができた。
お金の知識をあまり持っていない人にもわかりやすく書かれており、はじめてお金のことを勉強するのにオススメの本である。
億万長者のお金を生み出す26の行動原則
お金持ちの思考回路やマインドセットについて書かれた本。
基本的な考え方から時間の使い方、人間関係の作り方、自分の売り込み方まで、情報が体系的にまとまっている。
全体としてはこの世の真実が言葉を選んで書かれており、読み手が理解しやすいような言葉の使い方がなされている。大抵のお金の本が遠回しに遠回しを重ねて理解しづらいなか、この本はお金の本質をズバズバと語っているため、読んでいて爽快感を感じた。
お金持ちはお金を扱うのが上手で、その思考回路を理解することでお金の有意義な使い方や稼ぎ方を身につけることができる。
お金持ちが何を考えているか知りたい人にとってオススメの1冊。
ナニワ金融道 なんでもゼニ儲けや!
お金のマンガである「ナニワ金融道」を題材に、この社会で知っておくべきお金のことが書かれている。
ナニワ金融道ではお金を稼ぐ側の生活が書かれており、お金で損する人と得する人がハッキリと描かれている。
- お金のことで損したくない人
- お金で得する立場に回りたい人
このような人はぜひ読んでおくべきだ。
興味があればマンガも読んでみるといいだろう。登場人物の行動から、この世の仕組みをわかりやすく理解できる。
働く君に伝えたい「お金」の教養
若い人を対象に、お金の稼ぎ方や貯め方、使い方が解説されている。また保険、投資、財産の相続についてもわかりやすい形で書かれている。
保険や投資、お金の稼ぎ方はよく話題になるが、その大半はわかりにくい形で語られる。本書はお金の「わからない」を「わかった!」に変えてくれる1冊である。
お金のことは早いうちに知っておく方が断然お得で、長期にわたってお金を守ったり稼いだりすることにつながる。
20代のうちに保険や投資の仕組みを知っておくだけでも、人生はかなりお得なものになる。
後々の生活で損しないためにも、時間を作って読んでおきたい1冊。
節約する人に貧しい人はいない
節約はお金のない人がするものと思いがちだが、実際にはお金持ちほど節約するのが上手い。
その理由はお金持ちはお金がどうやって出ていくのかを熟知しているからで、結果としてお金持ちはお金に関して優位な立場にいることができる。
お金そのものだけではなく人間関係の整理の仕方、仕事の結果を最大化する方法まで知っているから、お金持ちはお金持ちでいられるのだ。
この本ではタイトルにある節約の話から、節約からはちょっと離れた人間関係や仕事の話も出てくる。
短期的だけではなく長期的、人生レベルで節約がしたい人はぜひとも読んでみてほしい。
まとめ
ここで紹介した本を読むことで、お金のことについて本質を知ることができる。
本の内容を身の回りのことに当てはめてみれば、驚くほど的中していることだろう。
それほどお金は本質を語っており、上記した本には情報が体系的にまとめられている。
世間にはお金についての情報が多数存在するが、その大半は真実を語らず、大衆向けに捻じ曲げられたものであるため、結局は本での情報収集が一番効率がいい。
ここで挙げた本を全て買っても、かかるお金は総額で約1万円。
得た情報を実生活で使えば月に1万円2万円の節約につながるし、自分でビジネスを始めて数万数十万稼ぐことも十分可能だ。
たった1万円でお金について正しいことを学べ、お金に関するネガティブな情報に惑わされない生き方が可能となる。
あなたが読書を通じてお金に関するリテラシーを身につけ、伸び伸びとした人生を送ることを期待する。