【書評】あなたの人生を変えるお金の教養【加谷珪一】

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20代のうちにお金の教養を身に付けておくと、その後の人生ずっとにわたって使っていくことができる。

お金の教養について学べる本でおすすめの1冊としては、こちらの本を読んでみるのもいいだろう。

あなたの人生を変えるお金の教養

2000円あればお釣りが来る値段だが、中身は相当濃い。2000円をはるかに超える知識が詰まっているため、効率お金のことを学びたいという場合にはぜひとも読みたい1冊だ。

ここではその一部を紹介する。本全体ではかなりの知識量が詰め込まれているため、通して読めば相当勉強になるはずだ。

他人を幸せにするとお金持ちになれる

 お金持ちになれる人となれない人とでは、物事に対する視点が異なります。

 お金持ちになれる人は、基本的に他人を軸に物事を考え、お金持ちになれない人は、自分を軸に考える傾向が強いのです

あなたは仕事において、どのような考え方で仕事をしているだろうか?

仕事で成功するためのコツは「相手を幸せにする」ことである。

相手のことを考えて行動できる人は好感を持ってもらいやすいし、満足度の高いアウトプットをしていけば自然とファンも付いてくる。

あなたにファンがつけば、独立して自分で稼ぎ始めた際に応援してくれる。それによってお金持ちになれるのは言うまでもない。

相手のことを考えるというのは、独立して稼いでいる場合においても同様だ。相手のニーズを汲み取って満足させられる人はいつも仕事がどっさりなため、リッチな暮らしができる。

逆に仕事で成功しない人のパターンとしては、自己保身に走ってしまうというのがあげられる。

上司から怒られるのが怖くて、顧客に対しても保身的な態度を取ってしまう。こんなので相手が満足することがあろうか?

仕事において考えるべきことは「相手を満足させる」ことであり、上司に怒られるかどうかは関係ない。

相手を幸せにさせることで結果としてあなた自身も幸せになれるため、相手の満足を判断の軸にとるのはいい判断基準だ。

人脈はおかけを稼ぐうちに付いてくる

 有益な人脈というのは、自身が相応の社会的立場や経済的立場になれば、自然とついてくるものであり、そこに達していない段階から、無理に構築していくものではないのです。

 まずは自分ができるところからしっかりと資産形成やビジネスをしていくのが王道です。こうしたことは意外と知られていません。これもお金に関するひとつの教養といってよいでしょう。

仕事において人脈は必須で、人脈がないと儲からないと考えてはいないだろうか?

たしかに人脈はあるに越したことはないが、別に人脈がなくても仕事はうまくいく。

そもそもの話、人脈を作ろうとしている時点で人脈作りそのものが目的化してしまっていて、仕事を成功させようなどという思いは微塵も感じられない。

人脈はあくまでも手段として割り切るべきだ。

プログラミングの世界では、勉強会ではなく自宅でソースコードを書いている人の方が上達は早い。

勉強会がないと勉強できないようではたかが知れているし、勉強会に集まる人というのは所詮はその程度だ。収穫になるものもあまり望めないだろう。

また人脈が広がるにあたっては、自分の成長をベースとして人脈が広がっていくと考えた方がいい。

これは「人脈を作るには成長が必要」とも言うべきで、あなたが仕事の腕を上げないことには人脈も広がっていかない。

考えてみてほしい。

「友達が多い=正義」と考える人脈クレクレ君を目の前にして、果たしてあなたはいい思いでいられるだろうか?

付き合ううえでのメリットが感じられなければ、付き合いたいとも思わないだろう。人脈作りとは、そういうものなのだ。

世の中の本質を追え

 一見すると世の中は、目新しい話で溢れているイメージですが、本質的な変化というのはそうそう起こるものではありません。お金持ちの人は、何が変わったのかということよりも、何が変化しなかったのかについて敏感です。そしてこの感覚を持つことは経済的に非常に有利に作用します

テレビやネットニュースでは、世の中のトレンドについて語られる。

だがよく見てみると、何年経っても変わらない部分があることに気づくだろう。

プロスポーツ選手の動向、学校教育はかくあるべきだ論、お金儲けがすべてではないというストーリー、etc…

これらは常に報じられており、「似たようなの、前にも見たぞ」と感じる類のものだ。

もしあなたがお金と縁のある人生を送りたければ、そのような変化のない部分に着目してニュースを見るようにするといい。

変化のない部分というのが本質であり、そこを押さえることが長期的には有利となるのだ。

ニュースに出てくるスポーツ選手は一定期間で変わるが、ニュースで報じられる選手というのはどのようなタイプが多いのか?あるいは、どのような報じられ方をしているのか?

学校教育に関する話題は常にあがり、お金の教育をすべきという話もごくたまに出るが、なぜ一向に学校教育は変わらないのか?

お金がすべてではないという話はよく出てくるが、果たしてそれは本当なのか?本当でないとしたら、なぜそのような論調で語られているのか?

これらのように、物事の本質的な部分に着目できるようになれば、情報収集のスキルは大幅に上昇する。類似の話題を見つけることも容易になるから、理解するのも容易だ。

嫌われる勇気を持て。たった一部の人にでも好かれれば問題ない。

 お金を稼ぐためには、ビジネスや投資といった商行為に参加することが必要となります。ビジネスや投資においてもっとも重要なのは公正さです。

本気でお金儲けをしようと思うのであれば、商行為における不公正な状況については、たとえ相手から嫌われても、勇気を持って批判する精神が重要となります

世の中にはフェアでない仕組みが存在するが、それを素直に受け入れているのでは生活は一向に良くならない。

お金と縁のある生活を送りたければ、不公平や不正に対してちゃんと言えるクセを付けることが重要だ。

同じ仕事、同じ結果を出していても、ほかの人と評価が違う。このような場合にはあなたから言わないと修正されることもないし、延々と損し続けることになる。

自分への評価のレベルなら申し立てをすればいいが、アンフェアな状況が世の中の仕組みレベルで存在する場合もある。

就職活動なんかはその典型で、学歴が一定以上ないと学歴フィルターで弾かれてしまうし、地方学生は高い交通費により説明会や面接を満足に受けられない。

そのような場合においても不満に思うにとどまらず、企業の人とコネを作る、OB訪問するなどして解決に向かって動くことが大切だ。

いずれにしてもアンフェアな状況や不正を見つけたら、申し立てたり行動を起こしたりすることが大切だ。

多くの人は申し立てをしようともしないし、解決に向けて行動するという人はなおさら少ない。実際に動かないとあなたが損してしまう。

コネがないなら作ればいい。評価されないなら申し立て、それでも変わらないなら環境を変える。

不公平や不正を目の前にしてやってはいけないのは、何も言わずに状況を受け入れることだ。アンフェアな状況に対して正面からNOを言えるようになったとき、あなたは成長する。

まとめ

上記した以外にも、この本にはお金や仕事に関する基本的な考え方が詰まっている。

1回通しで読み、気になったところをもう1回読むようにすれば、かなり効率よく考え方を学ぶことができる。

お金に関する知識や考え方は一生涯にわたって使っていけるので、早いうちに身につけるほどお得だ。

本に費やした額など仕事では簡単に取り返せてしまうので、お金や仕事に関する本は今のうちに読んでおくことをオススメする。

あなたの人生を変えるお金の教養

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