お金を使いたくないという考え方は、場合によっては貧乏を引き寄せかねない。
お金を使いたくないと考えてしまう根本の理由としては「目先のお金を追ってしまう」というのがあり、お金に余裕がないうちは財布のヒモがキツくなりがちだ。
だがお金を使いたくないがために節約を考えるというのは、お金に余裕のある生活を遠ざけている行為ともいえる。
お金を使いたがらない考え方をしているとついつい見落としてしまいがちなポイントがあり、それは
お金は使わないと増えない
という点である。
この記事では行き過ぎた節約が何を招くのかをわかりやすく解説し、お金を使うことに積極的になるべき理由について説明する。
お金に困る生活を脱出する方法も書いてあるので、お金に余裕がなく節約に走りがちな人はぜひとも読んでみて欲しい。
お金は使えば増えるもの
お金に関する重要な性質として見逃してしまいやすいのが、お金は使うことで増えるという点だ。
一見すると矛盾するように見えるこの性質、実はお金というものの正体を考えるうえでは非常に重要だ。
たしかに、お金を使わなければ貯金は増えていくだろうし、お金が貯まるように考えてしまうかもしれない。
しかしお金を使わないというのは、世の中にどのような稼ぎ方が存在するのかを学べないというデメリットも含んでいるのだ。
考えてみてほしい。
なぜあのブランドは売れるのだろうか？
なぜあの店は行列ができているのだろうか？
なぜあなたは旅行に行きたがるのだろうか？
もしこれらの問いに対して自分なりの答えを用意できれば、それは自分で稼げることにつながる。
自分で稼げるということは、お金と縁のある生活を送るための第一歩だ。商売の原理を学ぶのがお金持ちへの道といっても過言ではない。
お金を使うというのは、言い換えれば「世の中の仕組みについて勉強する」ということである。
人々にお金を払わせるその仕組みを理解できれば、あなたもお金持ちになれることだろう。
お金を使わないというのは結局のところ、お金持ちになるためのチャンスを捨てているようなものなのだ。
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勉強に必要なものと考える
これまで生きてきたなかで、勉強にお金がかからなかったことがあろうか？
高校や大学では授業料がかかるし、小・中学校の義務教育でも修学旅行などにお金を使う。先生の給料も税金から出ているわけであって、生徒ではなく別のところからお金が出ている。受験においては参考書を別途購入するなど、結局はお金がかかっている。
つまるところ勉強にもお金がかかるわけで、仕事をするうえでも参考書を購入するなど、お金はどこかのタイミングで使わなければならない。
お金をかけずとも勉強はできるものの、情報の質は著しく劣るし、効率も悪くなる。ネット上に転がっている情報は体系化されていないし、書籍であってもいい本は必然的に高くなる。
また細かなノウハウについては、情報商材という形で有料かつクローズドに扱われていることが多い。
勉強においてもお金は「ないと困る」存在であり、お金を使う人と使わない人とでは雲泥の差が生じるのだ。
逆に言えば、お金を使えば一定以上の情報の質や勉強効率を確保できるため、ある程度の出費を教材費として割り切れる人は強い。
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お金は先に出て、後から入ってくるもの
お金を使わない生活を考えているあなたは、もしかしたら「お金を使わなくても稼げる」と考えているかもしれない。
たしかにお金がかからない仕事があるのは事実だし、それによって儲けている人がいるのも事実だ。
しかしどんな仕事といえども、一定以上の投資はつきまとう。無料で始められる仕事であっても、結局は情報商材や書籍を買ったりといったことになることがほとんどだ。
つまるところ、お金は先に出て後から入ってくるものだ。
先に情報商材や書籍、リアルビジネスなら店舗や商品の仕入れにお金を使い、実際に儲けるうえで投資したお金を回収していく。
これがお金稼ぎの基本だ。
自己投資やビジネス投資がないと本当に効率が悪くなるし、展開スピードが遅すぎて席を奪われることにもなりかねない。
もしお金に困らない生活をしたいのであれば、まず最初にお金を出して、それから回収していくというスタイルに慣れていくべきだ。
そのようなスタイルで行動できないといつまで経っても貧困を抜け出せないし、延々とお金に困る生活を送ることとなる。
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お金が入ったら、自分に投資しろ
もし給料が増えた、臨時収入があったという場合、あなたはどのようなお金の使い方をするだろうか？
お金と縁のある生活をしたければムダな節約など考えなくてよく、ロングセラーのビジネス書を買うほうにお金を使うほうが圧倒的に有意義だろう。
目先の節約のためにお金を貯めるのではなく、イザというときのための貯金額を決め、余りはすべてビジネス投資にまわすのがベストだ。
考えてみて欲しい。
もし2000円浮いたとして、そのお金を何に使うだろうか？
飲み会に使えばただ消えてしまうだけだが、本を買って勉強すれば、得た知識で稼ぐことができる。
貧乏な生活で節約をしようとしても、ほとんど削れるところがない。やるべくは収入の増加であり、節約して稼げる額などたかが知れている。
節約というのはお金持ちがすることであって、お金持ちがさらにお金持ちになるためのものなのだ。
副業というビジネス投資は非常に効率がいい
ビジネス投資は言い換えれば副業だ。さらに言い換えればスモールビジネスである。
ホームページの作成、タイヤの交換、廃品の買い取り→部品を売却など、やり方は本当に多い。
それらはある程度の投資を必要とするが、投じた額に対して大きなお金を稼ぐことができる。
たとえばホームページの作成に本を買ったとしても、2万円もいかないだろう。ところがちょっとしたホームページ制作をすることで、1件あたり2万～4万円稼ぐことができる(能力による部分はある)。
ホームページ制作で困っている人は「独立したけどITリテラシーがなくてホームページが作れない」みたいなタイプが多いので、その手の人を探してみるといいだろう。「月々○○円で管理もします」みたいにしてもいい。
2万円いかないぐらいの金額を使って勉強し、得た知識を使うことで2万円はあっという間に取り返せてしまう。それどころか、ちょっと相手を増やせば数十万は稼げるだろう。営業して客さえ確保できれば何とでもなる。
ビジネス投資というのはこのようなもので、スモールビジネスは利回りがいいものが多いのだ。
お金に困らない生活というとついつい節約のことを考えてしまいがちだが、実際には稼ぐことで収入そのものを増やした方がいいのである。
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まとめ：お金を増やしたければまず使う
1万円節約するのと1万円稼ぐのとでは、稼ぐことの方が簡単だ。
副業をすれば節約で浮かせられる額など簡単に稼げてしまうので、節約をするよりも自分で稼ぐ方向にシフトする方がよっぽどいい。
ひとつ注意点をあげるとすれば、ネットでの副業はリアルで対面するタイプの副業と比べ、収入が得られるまで時間がかかってしまう点だ。
ホームページ制作・管理、タイヤ取替などの代行業はお金の流れもわかりやすく、リアルでの対面の要素を含むので、選択肢のひとつとして持っておくと安定する。
副業として始めたものが予想以上にうまくいき、会社設立まで行くこともあるので、お金に困る生活をしたくないのであれば自分でビジネスを始めるのがいいだろう。
十分に稼げばブランド品も買えるし、いちいち節約に悩む貧乏生活ともおさらばだ。
